SPARKとかいう名前の音楽業界の人。

音楽業界の明日はどっちだ、なんてことは考えずに日々のこととか書くというチラ裏。

行き先のない手紙のように。

35歳になった。

正確に言えば、35歳になってからもう一ヶ月がたった。

 

明日は自動車免許の更新期限日なので、こんな夜中にブログの開設などしている暇があれば、さっさと寝て明日に備えるべきではあるのだけれど。なにぶん、なにをするのもつい面倒くさがる性格なので、免許の更新ひとつもぎりぎりまで動く事ができない。なんにでも用意周到に、そして正確に動ける人を尊敬したいと思いつつ、なんとなくそういう人を横目でいぶかし気に見てしまう自分がいる。

 

そういえば約一ヶ月前の誕生日の夜に、せっかくだし何か始めようかなんて考えて、そうだな、曲でも書いてみるか、いやなんか違うな、そうだブログでも、なんて思ったままあっという間に今日になったわけだ。そして今夜を逃すと次は来年なるかもしれないぞ、などと残りカスのようなやる気と勢いでパソコンを立ち上げ、おもむろにブログを開設してみた。

 

しかし個人ブログというものの、なんというデジタルデータのゴミっぷりであることか。書いているそばから虚しさが込み上げてきて泣けてしまう。ワールドワイドウェブの海に漂う、行き先不明の瓶詰めの手紙。世界を巡り巡って、最後は自分で拾い上げ、懐かしさと共に読んだのち、ひっそりと焚き火の種にするんだろう。せめて少しでもその焚き火で暖がとれればなにか救いがあるのかもしれない。あるわけないだろう、なんにもなんねえよとわかっていつつも、ひとまず一回目のエントリーとしてみるわけです。